もう、テレビですら取り上げられた、CoinCheck(以下、CC)騒動。
詳細は、そちらに任せるとして、自分が思ったことを書きたいと思います。



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あれ?ウォレットって、一人一つじゃなかったの?

まず思ったのは、ウォレット(財布)って、一人一つじゃなかったのか…
確かにZaifの時もちょっと違和感があったのですが、取引所の仕様上(スピーディな取引等)で、そうならざる得ないのは、理解できます。
これは、どこも同じなのでしょう。
でも、自分の所持通貨が、データベース上のみと言うのは、ちょっと怖いものがあります。
銀行じゃもちろん、証券会社やFX会社等は、厳しい規制があるのですが、仮想通貨業者は、その点は、甘いのかなと思っています。
では、どうすればいいのか?

自分のウォレットを持ちましょう

一番の自衛は、自分が作ったウォレットに送金することです。
規模によりますが、パソコンで作ってもいいのですが、スマートフォン(以下、スマホ)の方が、決済も手軽に安全に管理できます。

Indiesquare Walletを使ってみましょう

このブログでは、散々書いていますが、ビットコインなら、IndieSquare Walletを使用しましょう。

iOS版 https://itunes.apple.com/jp/app/indiesquare-wallet/id977972108
Android版 https://play.google.com/store/apps/details?id=inc.lireneosoft.counterparty

前にも書きましたが、このウォレットは、ビットコインだけでなく、カウンターパーティトークンも管理でき、カウンターパーティトークン(XCP)で作られた独自の仮想通貨も対応しています。

パスフレーズは、丁寧に大事にオフラインで管理する

最初に出る復元パスフレーズですが、しっかりと紙に書き写して、大事に保管しておきましょう。
スクリーンショットだと、盗まれる可能性があります。

このフレーズが盗まれると、財布が盗まれたのと同じ状態になります。
勝手に送金されたりします。

あと、設定で、「ウォレットを暗号化する」にチェックを入れて、パスワードをかけておきましょう。
スマホ内部も暗号化しておきましょう。

モナコインやイーサリアムや今話題のNEM(XEM)は、使ったことないので、割愛させてください。

取引所で買ったビットコインをスマホのウォレットに送金しましょう

ZaifやbitFlyerで購入したビットコインをスマホに送金しましょう。

送金方法は、取引所によって違いますが、送金アドレスを入れて、数量を入れて、手数料を入れれば、OKです。
#2段階認証が必要なパターンもありますので、設定しておいてください。
ただ、取引所によっては、送金手数料に違いがあります。
Zaifだと
0.0001BTC以上選択可(0.0010BTC以上推奨)
と書いてありますが、実際は、0.0005BTC以上でしか設定できませんでした。
bitFlyerだと
基本手数料として一律 0.0008 BTC かかります。
と、両社とも、ちょっと高めに設定されています。

自分のウォレットに送金するのであれば、最低手数料で問題ないと思います。
送金状況は、以下のサイトでも確認できます。

必要な時に自分のウォレットから取引所に送金する

もし、ビットコインを売却したかったら、スマホのウォレットから、取引所のアドレスに送金しましょう。
もし、一刻も早く売却したかったら、優先度を「高」にしましょう。
その分、手数料もお高めですが…

誰でもできる!究極のコールドウォレット

コールドウォレットとは、オフラインの財布です。
ハードウォレットとかありますが、安くなったとはいえ、ちょっとお高い感じがします…
ということで、貧乏(?)な私でも、簡単にそして、かなり安全なウォレットがあります。
それが、「ペーパーウォレット」です。

ペーパー、つまり「紙」です

紙なのに、送金できる?
できます。
公開アドレスさえあれば、そこに送金するだけで、ペーパーウォレットに入金されます。

作成方法は?

bitaddress.org に行き、マウスを100%になるまで動かしたら、完成。
上のほうに、日本語ってところをクリックすると、日本語表記になります。
…ただ、プリントアウトするとき、FireFoxだと、レイアウトがずれてしまいますので、ペーパーウォレット作成時には、chromeを使うといいでしょう。

ペーパーウォレットから、送金するときは?

送金が必要な時に、Electrum等を使い、QRコード読み込みや、秘密キーを入力して、送金作業を行えば大丈夫です。

詳しくは、こちらのサイトで確認ができます。



コールドウォレットのことが詳しく載っているサイトがありますので、詳細は、こちらで。



こちらには、イーサリアムのことも書いてあります。

まぁ〜一応注意しておくこと

今回はCCの不手際でこうなってしまいましたが、自分でウォレットを管理するってことは、完全に自己責任になります。
それなりのリスクもあります(なくしたり、紙が燃えて灰になってしまったり)。
だから、自分の身は自分で守ることが大切だと思います。


読んでいただき、ありがとうございます。
カンパを募っております。
お返しに、自作仮想通貨(トークン)
KWDCOIN(カワダコイン)をお渡ししています。
詳しくは、こちら。

ご支援のほどよろしくお願いいたしますm(__)m




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